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保護者の方にダイレクトに「発達検査を受けてください」と伝えた先生の功罪と保護者の傷つきと動揺

保護者の方に「発達検査を受けてください」と配慮なく伝えた先生のことばと、保護者の動揺について書きます。

発達障害者支援法の施行によって、学校現場でも発達障害への理解が一気に加速しました。

多くの学校現場では「発達障害」についての研修や講習が花盛りですし、若い先生の中にはすでに教員免許取得の際に、発達障害のことを学んできている人が増えました。

ただ教員間には、発達障害に関する知識の幅や経験には大きな差があるのは事実です。ですから講習会でちょっと聞きかじった知識や自分のこれまでの経験だけから子どもを見てしまうことも増えました。

その結果保護者の方に配慮なくダイレクトに「検査を受けてきてください」と言う先生が出始めました。先生は良かれと思って言われているのですが、

それをいきなり言われた側の保護者は当然びっくりしますし、大切な我が子の問題ですからもちろん動揺します。

いくつもの医療機関を渡り歩いて「問題ありません」と専門機関やお医者様に言われ続けても、学校や園に言われたことばがいつまでも残ってしまって、心配でこころが晴れない方もいらっしゃいます。

発達障害についてしっかり勉強されている教員の方ならば、いきなり、それも一方的に保護者の方に「検査を受けてきてください」とは絶対に伝えません。子どもの発達の問題は親にとってとてもデリケートな分野なことを知っているし、診断よりも支援やフォローのほうが大切なこともわかっているからです。

よく勉強されている先生方ならば、発達に課題を抱えるお子さんの保護者に対して、検査依頼のニュアンスをやんわり伝えるときには

「わたしたちも〇〇くんの困り感を理解したいと思っています」
「〇〇くんが園でスムーズに過ごすことのできるヒントを私たちも得たいと思っています」
のような表現をされると思います。

子どもの育ちには、診断名よりもその子に合った支援方法やサポート体制のほうが大事だとわかっているからです。

ラボ子
ラボ子
集団になじめなかったり、行事に参加できなかっただけで、それをすぐに発達障害と結びつけて、ダイレクトに保護者に検査依頼するのは早計のような気がします

発達障害について関心が高まったことは嬉しいことですが、その伝え方が保護者がひどく落ち込んだりつらい思いをするようなものであってはなりません。発達の問題は親にとってとてもデリケートな分野です。

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