公開Q&A

7 親である私に検査結果を受け入れる自信がありません

何通かご質問をいただいております。ご本人様から公開への了承を頂けたご質問は全体で共有していきたいと思います。

Q: 先日の3歳児検診で、「発達検査を受けてみてはいかがですか」と言われました。もちろん、うちの子は、ほかのお子さんと比較してゆっくりペースなのも、できないことが多いことも認めます。でも、もし検査を受けて、障害があると言われてしまったら今の私自身では、精神的に立ち直れないだろうと思います。自分の子どもに障害があるというレッテルを貼られるのは嫌なのです。でもこのまま何もしないのは子どもにとって良くないことはわかっています。検査はやはり受けるべきなのでしょうか。

(原文のまま)(以下略)

A: 発達検査には、①診断や判定 ②支援 という2つの役割があります。検診では、主に①を視野に入れて検査を受けることをお勧めしたのかもしれませんね。

評価と診断はとてもつながっていて、基本的には評価をすれば
お医者さんは診断につなげようとされるでしょう。でも、診断を絶対に希望されないならば、「育児相談」として、相談に乗ってもらうというのはいかがでしょうか。

告知による保護者のお気持ちの揺らぎをよく理解されているお医者様ならば、必ず相談に応じてくださるでしょう。

診断を出すことが大事なのではなくて、子どもの状態について客観的に知って、それに合った対応をしてくことが大事なのです。

ゴールは「その子らしい成長」を見守ることです。

*質問者様からの了承を得て掲載しています。

(前回の質問者様の続きです)

Q:どうして私の子どもは
いつまでたってもしゃべらないのでしょう。
原因として何が考えられますか。(以下略)

A:ことばの発達には、発語だけではなく、コミュニケーションや会話としての言葉の理解、やりとりの発達もあります。発語は、わかりやすいので、発達の遅れがあると、ついつい目が向きやすいのですが、コミュニケーションにおいて発語は一部分です。そして発語は個人差がとても大きいのです。

ことばのある・なし以前に、子どもの「理解面」の程度にも
注目しなければなりません。

言えないだけでよくわかっているという子にもしばしば出会います。例えば指差しであれば正解が出せるとか、選択肢があれば正解を選べるとかです。言葉だけではなくて「全体的な発達」にも必ず注目してください。

言葉が遅れる原因としては 1、聴力が弱い(つまり聞こえていない?) 2、相手が何を言っているのか内容がわかっていない(知的な遅れ) 3、コミュニケーションの障害(自閉症スペクトラムはこれです) 4、脳のある部位の不活性化 などが考えられます。

原因によって対策や支援が大きく変わります。これを知るためにも検査を受けられることはお子さんにとってメリットが大きいと思われます。的確な支援のためには正確な評価が絶対に必要になりますから。(実態把握=アセスメントですね。)

 

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