講座のご案内

【2021年会員限定学習会】発達検査・知能検査への学びを深めます

発達検査の目的は、現在の発達の状況を把握したり、発達の遅れを早期発見して、早期の援助をスタートするために実施します。心理相談の資料に使うのか、それともスクリーニング(一般を対象にして、検査を行い、早期発見につなげる)を目的にするのかなどを必ず明確にし、言うまでもなく、その目的に沿った適切な発達検査を選ばなければなりません。

結果次第では保護者の方にはショックを与えてしまう場合があるかもしれません。なので、これらの検査は、決して将来の発達を予測するものではないこともしっかり伝えておく必要があります。

日本文化科学社

2021年1月~4月  新版K式発達検査から子どもの発達を学びます

 

関西ではメジャーな新版K式検査です。Kは京都のKですしね。
発達の程度やずれなどを把握するために実施します。療育手帳の更新の際にもよく使われています。

この検査の検査項目は、「姿勢・運動」「認知・適応」「言語・社会」の3領域からなります。それによって、発達のプロフィールが視覚的に把握できるようになっています。結果は、DA(Developmental Age)や、DQ(Developmental Quotient)で示されます。

発達指数(DQ)=発達年齢(DA)÷生活年齢(CA)×100

これまでに100人以上にK式検査をしてきました。WISC-Ⅳの検査数よりこちらのほうが数は多いかもしれません。検査結果をまとめる際に何度も読み返した本はこちらです。個人的にはこの本はとても良かったです。

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