DSM-5

【DSM-5】①診断基準を知ることは子ども理解への大きなヒントになります

いつもたくさんの方に見て頂き、ありがとうございますニコラブラブ

宝塚発達心理ラボのラボ子です。

今日からDSM-5について思うところを書きます。

昔は、診断名を出してそれで終わり・・・の病院が多かったのですが、
今は、「だからどうしたらいいの?」というところまで
一緒に考えてくれるところも増えてきました。

・・・でもこれが高じて、
「診断名なんてどうでもいい。支援さえしっかりしていたら大丈夫」と
単純に考えてしまわれる保護者が増えました。
診断を出す出さない以前に、
診断基準そのものを
ちゃんと知っておくことは
子ども理解への大きなヒントになる!!
と思っています。
きちんと発達を診れるお医者様が
圧倒的に少ない現実がありますので、
診断の時期は
信頼できるお医者様との
出会いのタイミングもあるでしょうね。

今日からしばらくDSM-5について書いてみますね。

DSM-5は、2013年5月に、
米国精神医学会総会にて
新しい診断基準として承認されたものです。

私はDSM‐Ⅳを、
試験のために丸暗記した世代なので
また覚え直しかと微妙です。

Ⅴではなくて、5・・・・というところがミソで、
たぶん、5.1、5,2・・・と改定また改定・・・で、
くるのではないかと思っています。

アメリカという一つの国の、
ひとつの学会が基準改定しただけなのですが、

精神医学の世界では
アメリカはとてつもない大きな影響力を持つのです。

たぶん世界保健機関(WHO)が出している
国際疾病分類(ICD-11)にも
今回の改定が反映されると思います。

明日に続きます。

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